1998-10-13 第143回国会 参議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第4号
○市川一朗君 今、私も大蔵大臣の御答弁をお聞きしておって、昭和四十八年ですか、四月に交通ゼネストが起きました。当時、私は武蔵小金井に住んでいたんですが、どうしてもこっちに来なきゃいけないというので、車で約四時間かけて四苦八苦して来た記憶があります。
○市川一朗君 今、私も大蔵大臣の御答弁をお聞きしておって、昭和四十八年ですか、四月に交通ゼネストが起きました。当時、私は武蔵小金井に住んでいたんですが、どうしてもこっちに来なきゃいけないというので、車で約四時間かけて四苦八苦して来た記憶があります。
そして再び労使関係が変なことにならないように、労働の元締めである大臣の見解を改めて聞いて、さらに十三日お互いに交通ゼネストと考えておる段階でありますから、そういう突入のないように労働大臣は関係各省に最大の努力をしてもらいたい。われわれもわれわれの立場で努力することはやぶさかではありませんが、大臣の再度の見解を聞いて本題に入りたいと思いますが、いかがですか。
彼らには彼らの論理があるかもしれませんけれども、賃上げのたびごとに、ああいう交通ゼネストだとか、まだ交渉もしないうちにストライキに入るとか、そういうところを直させるように、労働省自身としても、反省と同時に強力な話し合いが必要だと思うんですね。労働大臣、この話に入る前に、ちょっと御意見聞かしてもらいたいと思うのです。
最後に、運輸大臣ちょっとお尋ねしますが、いよいよあすから交通ゼネストが始まると新聞に出ていますね。毎年この時期になると必ず交通ゼネストが実施されて善良な国民の足が奪われていく、私はまことに残念だと思う。突然で申しわけないが、運輸大臣の見解をまずひとつ伺っておきたい。 それからいま一つは、現在国鉄の職員のストによる処分が凍結されております。
きょうは、いま申し上げましたように交通ゼネストに突入をしたわけですが、券闘のストを前にして、いつも通勤者は重苦しい気持ちで自衛策に思いをめぐらしてきたわけです。今春の国鉄ストは、動労の内紛という新たな台風の目が加わって、乗客の激しい反発に遭うのは必至の情勢であります。このようなことでは安全運行もおぼつかないのではないかと危惧をしている、そういう状況です。
○青山委員 きょうは、国会へ来る途中大変交通渋帯をしましたが、きょうからまた交通ゼネスト、ちょっとニュースを聞きますと、午後には解決したところもあると聞いておりますが、相当な交通混雑から、交通安全の面で憂慮すべき事態が出ているのではないかと思います。 まず、その辺の御見解を伺いたいと思います。
この状態の中では白バイも通過ができない状態でございますが、特に交通ゼネストにおけるところの地上の混雑というものは、警察当局がどのように把握なさっているのか。特に、成田問題に含めて、京葉道路の安全という問題について私はお尋ねしたいと思います。
○青山委員 交通ゼネストによって昨日、十八名のとうとい国民の生命が奪われております。大体この交通ゼネストそのものが法律を破った違法なストライキの部分が強い。そういう意味では、そういう法律を犯した違法なストライキによってとうとい国民の生命が奪われているのは、交通安全上ゆゆしい事態だと大変憂慮しております。
きのう、きょうと交通ゼネストが行われておりますが、それによって国民の足が奪われまして、安全な交通という意味では非常に危険な状態にさらされているという点で私は大変憂慮しております。お手元に資料が出ておりますかどうか、きのう、きょうの交通ゼネストによって交通事故はどのように出ておりますか、まずお尋ねをいたします。
もう一点さっきの点に返ってこの問題について最後のお尋ねをいたしますが、今度の交通ゼネスト、ストライキあるいはこの山場を迎えたこの春闘の中でのゼネストの位置づけが、先ほどお話ししたように人事院の勧告五%で出すか出さないかという問題も絡んで、官公労からも大変熱いまなざしで見られているというような感じもあるやに聞くわけであります。
しかし、それに先立ちまして、本日から始まりました交通ゼネストと人事院勧告の関係等について若干のお尋ねをしたいと思います。 人事院お越しだと思いますが、国家公務員法二十八条によりますと、民間と公務員の給与水準の開きが五%以上になれば人事院は勧告を出さなければならない。しかし、五%未満のときは規定がない。
あるいは交通ゼネストがもう、きょうじゅうにでも終われるような、いわゆる労使間の正しい回答、正常な姿に戻せるような前向きの姿勢を経営者側からも引き出さない限り、この問題は解決しないと思うわけです。その点について労働大臣の決意のほどを、ひとつお聞きしたい。
毎日が「交通ゼネストに突入」。サンケイはわりあい具体的で「七二時間の交通ゼネスト突入」。東京新聞は「交通ゼネスト突入」。朝日はちょっとニュアンスが違いまして「交通ゼネスト入り」となっています。ここで一つ一つ私はこういう問題を論評したくはございませんけれど、ここに一つの価値意識を持った新聞の見出しというものがはっきり読み取れる。
この問題は、昭和二十三年の公共企業体等労働関係法の制定に始まるのでありますが、以来、公企体労働者は、憲法第二十八条によって保障せられた罷業権を不法に奪われたとして、その回復を求めて闘い続け、昭和四十八年四月、交通ゼネストを計画いたしました。時の田中角榮総理大臣は、このゼネストを避けるため、共闘委員会との間に七項目の合意を遂げておられます。
田中内閣のときに、四月二十七日の交通ゼネストというものを避けるために七項目の合意が行われております。その前に田中総理は、労働基本権問題について衆議院の本会議で、本来国会で審議すべきものをストによって目的を達しようとするのは、「議会制民主主義に対する挑戦以外の何ものでもない」と、非常にりっぱなことをおっしゃっているのです。
○小宮委員 特に、こういった春闘のたびに一般の国民からいろいろ言われておるのは、やはり今回の交通ゼネストの場合においても五千数百万人の人たちが足を奪われておる、それにまた郵便物あるいは電報のおくれによってはかり知れないところの損害と迷惑をこうむっておるということで、やはり何とかひとつこういうようなことは正常化できないのかというのが全国民の声だと私は思うのです。
だから、交通ゼネストなんかのときには、民間の労働者も自転車を使ったりトラックに乗ったり、非常に苦労して職場へ行くようにしている、あるいは泊まり込む、そういうことは国家公務員の場合裁判所職員の場合でも例外ではないのですね。だから、もう非常に勤勉なわけです。だから無理してでも病気になるまで働くということになるわけです。
これは昨年の四・二七に対する処分の問題ですが、諸般の事情について委員長の山本さんは、「労働基本権に関する各種判例、ILOの結社の自由委員会の報告など最近の客観情勢に加えて、高知市内ではスト当日は交通ゼネストの状況にあり、学校を臨時休業とした。また最近教委と教組が共同で教研集会を開くなど、いわゆる教育の正常化が出来、将来の教育振興も考え合わせ」この内申を出さなかったということを言っておるのです。
「とにかく、中小零細企業を置きざりにした空前の大幅賃上げといい、スト権奪還を叫ぶ国民犠牲の交通ゼネストといい、国民的基盤に立った春闘であったとはいわれない。そうした意味で、多くの問題を今後に残した春闘であったということができよう。」
私がいま聞いたのは、この春闘の山場といわれている交通ゼネスト直前にして、あるいはゼネストに入ったときに、政府関係者は非常に努力をしておりました、官房長官にしても、担当の副長官にいたしましても。しかし——官房長官や関係担当大臣は私はたいへん努力したと思うのです。総評の幹部に会い、あっちに会い、たいへん飛び歩いていた。春闘の担当の大臣ですから、これは前面に立つのが当然だろうと思うのです。
しかし私は、今回の交通ゼネストのみならず、従来とられてきたスト問題についていつも感じますことは、何といいますか、労使間の対立、不信感が非常に根強くあるということですね。したがいまして、いろいろ政策的な問題もこれはありますけれども、やはり根本的な問題は労使間の不信感を取り除く努力、これが最大のものじゃないかと思うのです。大臣としまして、そういう方面に今後どのような努力をなさろうとしておられるのか。
○大橋(敏)委員 私も、ただいま行なわれております交通ゼネストにつきまして若干質問を申し上げたいと思います。 今回行なわれている交通ゼネストというものは史上空前の規模のものといわれております。このために国民生活に与える影響というものはきわめて大きいものでございます。
○大橋(敏)委員 空前の交通ゼネスト突入必至という、いわゆる深刻な状態か予想されておりますその日を目前にいたしまして、正直言いまして、国民の皆さんの心境というのは、きわめて複雑なものであろうと思うのであります。何とかならないものだろうか。政府は努力している、努力していると言うものの、実際問題として労働者側の国民的な要求をほんとうに受け入れていない。
そういう立場に立ってものを考えても、最近だけじゃなくて、これはずっと頻発をしてまいりました順法闘争あるいは三二、三・二六、あるいは四月の十一、十二と新聞に報じられております交通ゼネスト、これは順法というのは、国会で順法闘争は合法か違法かと、あるいは合法であるならば、適法であるならば、国鉄ダイヤは違法であると、こういうことで、当時の磯崎国鉄総裁は違法だという答弁をされた。